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フードバンクちば 食品ロス 貧困問題 食料支援 フードパントリー SDGs 生活困窮者支援
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本日(12/30)は今年最後のフードバンク営業日でした。
大学が近いフードバンクちばの事務所の前の道も、さすがに年の瀬であまり人が歩いていません。
一人で事務所にいてものんびりとしたもの。
すると、電話が鳴り、少し前に食品を送った方からお礼のごあいさつ。高齢の方でしたが「細かい心遣いありがとうございます」と何度も言っておられました。
次に、先週お電話いただいた方がご自宅で余っている食品を持参してくださいました。処分に困っていたそうなので、こちらも感謝されました。
そして、最後の最後に支援団体のOさんより電話。今すぐ食品を取りに来られるとのこと。病気の方がいるご家庭で、年末年始の生活費に困っているとのこと。
先ほどいただいたばかりの食品も合わせ、30kgほどの食品をお渡しすることができました。無事に新年を迎えてもらえればと思います。
◆◆◆
12月分の食品配送データをまとめ、この1年間(2013年1月~12月)の数字を確認すると、のべ621件968人の方に食品をお送りしていました。1か月あたり約52件80人となります。1件当たり約10kgの食品を送ったとすると、1年で6.2トンとなります。
この1年を振り返ると、千葉市社会福祉協議会との連携が昨年11月から始まり、続いて佐倉市社協や印西市、八千代市社協など印旛地域の社会福祉協議会との連携が広がりました。
その後、県内各地の社会福祉協議会(15市町)、市役所(10市)、中核地域生活支援センター(10か所)から食品支援の申し込みが来るようになり、県内のかなりのエリアでフードバンクを利用していただくようになりました。
同時に、1月~2月、5月~6月、9月~11月の3回のフードドライブも、各地の社会福祉協議会などに受取窓口を開いていただくことで、集まる食品の量も飛躍的に増加しました。
千葉市近隣の福祉施設・団体への食品提供も徐々に広がりつつあります。
◆◆◆
1年間、皆さんのご協力に支えられて、地域の困った方を支援する支えあいの仕組みとしてどうにか活動を継続することができました。本当にありがとうございます。
年が明けて1月14日からは、第6回フードドライブが始まります。県内40か所以上で食品受取窓口を開設しています。ぜひ、みなさんご協力ください。
では、よいお年を。1月は6日から営業です。
(1年間、毎日外に立てていた旗も汚れ気味)
12/3(火)10:30~、千葉大学にて「大学生のための子育て準備講座②地域に根ざした支援活動を知ろう~フードバンクちばの食品支援活動~」ということで授業に参加させていただきました。NPOちば子ども学研究会がコーディネートして、教育学部の学生や地域の市民の方が参加する授業です。
20人ほどの前でスライドを用いて、フードバンク活動についてのお話をさせていただきました。
その後、質疑・グループワークを行い、フードバンクへのさまざまなご意見を出し合っていただきました。
千葉大学はフードバンクちばの事務所のすぐ近くで、今後とも大学や地域のNPOと協働していければと思います。
<受講した方の感想>(抜粋)