[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
フードバンクちば 食品ロス 貧困問題 食料支援 フードパントリー SDGs 生活困窮者支援
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「家庭の食品持ち寄って」 フードバンクちば 困窮者、被災地などに贈る
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120915/CK2012091502000117.html
印字ミスなどの規格外や賞味期限が近いことを理由に廃棄されてしまう食品を、企業や個人から回収し、生活困窮者や福祉施設に無償で配る「フードバン ク」。県内でも船橋市の労働者協同組合「ワーカーズコープちば」が六月から、千葉市を拠点に「フードバンクちば」を始めている。「家庭の食品を持ち寄っ て」と、協力を呼び掛けるキャンペーンを二十八日まで行っている。
同組合は雇用機会の創出や地域の活性化を目的に、参加する労働者百二十人が自ら出資して組織を運営している。普段は清掃や訪問介護などの仕事にも取り組んでいる。
フードバンクは、米国では四十年の歴史があるといわれるが、日本では最近活動が知られだした。同組合は六月から企業、家庭から寄贈された食品を、県内の薬物依存症の更生施設や路上生活者の支援団体、生活困窮者のほか、東日本大震災の被災地などに提供している。
回収するのはコメなど穀類、インスタント製品や保存食品、飲料など。賞味期限が一カ月以上ある▽常温保存できる▽未開封で、破損などで中身が出ていない-などが条件。
回収場所は普段、フードバンクちば事務所(千葉市稲毛区緑町)だが、二十八日までは、市内各区の社会福祉協議会事務所など県内十カ所で回収している。「家庭に余っている物をぜひ提供してほしい」とPRしている。
回収場所や条件は「フードバンクちば」のブログで閲覧できる。受け付けは平日午前九時~午後五時。問い合わせはフードバンクちば=電043(375)6804=へ。 (白名正和)
フードバンクちば
フードドライブ
まだ十分食べられるのに、商品価値を失ったなどの様々な理由で廃棄される食品を譲り受け、無料で必要な人に提供する「フードバンク」が、今年6月に千葉にも発足した。
運動の中心を担うのは、協同組合「ワーカーズコープちば」。船橋市高根台を中心に、長年にわたり地域に必要な仕事を自らおこし、雇用を生み出してきた団体だ。その実績から、最近増加して問題となっている生活保護受給者や失業者の自立支援事業を千葉市から受託。去年「サポートセンター・オアシス」を、西千葉にオープンした。フードバンク活動は、この就労・自立支援にも役立てられるのではないかとの思いから、同事務所に併設される形でスタートした。
仕分け、配達、キャンペーングッズ作成に、ボランティアだけでなく生活保護受給者や失業者の参加を図り、台東区にある日本最大のフードバンク団体や県内協力企業から提供された食品を、ホームレス支援団体、障害者福祉施設等に配り始めた。
「何もかも初めての試みで、手探りです。受け手と提供品のどちらが多くても困るので、特に安定した体制ができるまでは、両者のバランスをうまく取りながら運動を拡充していくのが大変です」と専務理事の菊地氏。
食品を必要としながら声をあげない困窮者の把握にも心を砕いているが、まずは家庭からの幅広い食品受けいれを目指す「フードドライブ」というイベントを展開する。
「もったいないと思いつつ捨てる前に、食品を必要とする人へしっかりつなげて生かしてほしい。情報だけでもいい、食品を提供できる方も、食品が必要という方も、声をまず届けてほしい」それがフードバンクちばの願いだ。(F)
対象/常温で保存可能で賞味期限が1ヶ月以上の食品
日時/9月10日~28日平日9時~17時
受付/フードバンクちば、ワーカーズコープちば、千葉市社会福祉協議会各区事務所他
※宅急便はフードバンクちばへ(送料自己負担)
問い合わせ 043-375-6804 フードバンクちば
(千葉市稲毛区緑町1-25-11コーポ立花101)