困窮者支援のプラットフォームとして 貧困問題 2018年05月31日 5/28(月)、31(木)の2日間、千葉県・千葉県社会福祉協議会などが主催して「千葉県生活困窮者支援 初任者研修」が行われました。2015年(平成27年)より施行された、生活困窮者自立支援法に基づき、県内全市に生活困窮者の相談支援窓口が設置され、その相談員向けの新任者研修は昨年度より行われています。私(菊地)は、県内の生活困窮者支援に関わる人たちが立ち上げた「千葉県生活困窮者自立支援実務者ネットワーク(ちば困ネット)」の運営委員として、研修のカリキュラムづくりや当日のグループワークのお手伝いなどで参加しました。この研修に限らず、生活困窮者支援の研修ではグループワークやケース検討を通じて支援の方法などについて学ぶわけですが、支援プランを作る場面で多くの人が緊急支援として「フードバンク」の利用を当たり前のように提案します。おそらく、6年前にフードバンクちばが設立されるまでは、フードバンクが当たり前の支援ツールではなかったことを考えると、この6年で困窮者支援のプラットフォームとしてフードバンクが根付いてきたことを感じます。生活に困った人がいた時に、まずフードバンクを利用して一息ついてもらう。実際の支援の場面では、その後の信頼関係の構築や制度につなぐことなど、息の長い伴走が必要になってくるわけですが、とりあえずの危機を回避するために、フードバンクがもっとも使いやすいツールとなるよう、県内に普及させていきたいと考えています。 フードバンクちば 食品ロス 貧困問題 食料支援 生活困窮者支援[1回]PR