地域で飢えをなくすフードドライブ
ちょっと古いコラムですが、アメリカのフードドライブの様子です。
特徴的だな、と思う最後の2段落をご紹介します。
貧困の問題が社会的に認識され、フードバンクが根付いている様子がわかります。一方、食料を受け取る方に負い目はみられない。筆者はかつてフードバンクの配給を受けていたことも、ボランテイアをしていたこともある。配給箱に 並ぶ人には、生活苦を恥じる気持ちは感じられなかった。「今余裕があるから助ける」「今余裕がないから助けてもらう」。互助の精神だ。与える方も与えられ る方も、同じ目線で話し、いわば社交場のような雰囲気があった。
貧困は恥ずべきことではない。長引く不況の中、中流層がいつ貧困層に落ちるかわからない。実際フードバンクでは08年から需要は45%伸び、中流層のフードバンク登録者が増えているという。
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