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フードバンクちばの活動報告です。 フードバンクちば  TEL:043-301-4025 Mail:support@foodbank-chiba.com web: https://foodbank-chiba.com

千葉県生協連と加盟各生協より賛同金をいただきました。

この度は千葉県生協連ならびに加盟各生協のみなさまより、多額の賛同金をいただき、フードバンクちば一同心からお礼申し上げます。
 新型コロナの影響で、経済的に困窮する世帯が増え、フードバンクには市役所や社会福祉協議会を通じて毎日支援依頼が届いています。今回の賛同金は、このような困窮する方たちへの食料支援のために使わせていただきます。
 今後ともフードバンクちばの活動にご支援・ご協力を宜しくお願いいたします。

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チバテレビで紹介されました。

6/21に千葉ロータリークラブより寄付金等をいただいた件について、チバテレビのニュースで放映されました。(掲載はYahoo!ニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd2fd01703823ba774aa980a92ce53d0a53048be

千葉ロータリークラブ ひとり親家庭の支援に寄付


配信


チバテレ

 地元の社会奉仕団体から、ひとり親家庭の支援に取り組んでいる団体に、多額の寄付金と食事券が贈呈されました。
 寄付の贈呈式が22日千葉市のホテルで行われ、千葉ロータリークラブの清田浩義会長からフードバンク千葉の菊地謙代表に、現金220万円と60万円分の食事券の目録が手渡されました。
 寄付は主に食品ロスの削減に取り組むフードバンクちばの活動費に充てられ、新型コロナウイルスの影響で収入の減ったひとり親家庭への食材の提供にかかる人件費などに役立てられるということです。

フードバンクちば 菊地 謙 代表
「コロナの事態はたくさんの家庭で危機が生じ、特にひとり親世帯は大変厳しい状況にあると認識しています」 「多額の寄付をいただき、そういう方々(困窮家庭)の支援のために使わせていただきたいと思っております」

千葉ロータリークラブ 清田 浩義 会長
「このプロジェクトがスタートして、会員の方々の思いが一つに集まってきて、もっと金額が増えていくんだと思います」 「より多くの会員に思いが伝わりながら、結果的に金額が増えることにつながっていくように思います」 「善意の輪を広げていくことが大事だろうと思いますし、人は一人では生きていけないので、お互いに助け合いの輪を広げていきたいと思います」
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千葉ロータリークラブ様よりご寄付をいただきました

6月22日(月)、千葉ロータリークラブ様より、フードバンクちばに寄付金とお食事券をいただきました。
千葉ロータリークラブ様は、昨年より加盟各社に呼びかけてフードドライブを行うなど、組織をあげてご支援をいただいています。
いただいたお金とお食事券は、ひとり親世帯の支援などで使わせていただきます。

ありがとうございました!

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NTT東日本千葉事業部様より缶詰をご寄付いただきました

6月22日(月)、NTT東日本千葉事業部様より、防災備蓄食品の缶詰(30個入り)✖119箱をご寄贈いただきました。
同社は、千葉ロータリークラブの会員としてもフードバンクちばをご支援いただいています。

ありがとうございました!



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新型コロナウイルスと食料支援状況6/2

コロナ支援から見えてくるもの(フードバンクへの支援依頼から)

                  フードバンクちば 菊地

 新型コロナウイルス感染症の影響により、生活に困窮する人は間違いなく増えています。失業や休業で収入が減少し、学校が休業になったことで食費等がかさんだり、家賃が払えなくなった大勢の人が、社会福祉協議会の貸付金や自治体の住居確保給付金の窓口に相談に訪れています。
 そんな中で、制度の利用を申請しても決定や着金まで持たない人の支援として、フードバンクの利用をする人も増えています。感覚的には、これまでの利用者と違う人たちへの支援が広がっている、と感じていたのですが、内容を少し分析してみました。
 方法としては、過去の同時期との比較という形を採りました。比較したのは2017年の4月の支援実績と、2020年4月の支援実績です。
 2017年4月は生活困窮者自立支援制度が開始されて2年経った時点で、各市の生活困窮者自立支援窓口の認知度も上がり相談が増えてきた時期です。

 個人・世帯への支援件数は、2017年4月が165件、2018年4月が166件とほぼ同数です。これは、2020年4月の緊急事態宣言(4月7日)以降、フードバンクのボランティアさんに活動自粛を求めたり、各自治体の相談支援窓口にもなるべく利用を控えてもらうよう呼び掛けたこと、あらかじめストックできる食品を一部の相談窓口にはお渡して、相談に来た方に直接提供してもらったことなどの影響と思われます。


 利用者の状況では、性別は2017年4月が男性61.2%女性が38.8%と男性が多かったものが、2020年4月は男性が48.8%女性が51.2%と女性の方が多くなっています。これは後述するひとり親(母子)世帯の増加も含め、コロナの影響が女性に強く現れているものと思います。

 利用者の年代では、30代~50代の働き盛りの人たちへの支援が多いのは変わりませんが、特に2071年4月は30代が19人(11.5%)だったのが、2020年4月は36人(21.7%)と倍近くになっており、年代のピークが40代から30代に若くなっています。

 世帯人数は、もともとフードバンク利用者は単身者が多く、2017年4月も110人(66.7%)が単身者でしたが、2020年4月では97人(58.4%)に減り、複数人世帯が増えています。また、生活保護を申請した(あるいは受給中)が、保護費支給までの期間の支援依頼をした人が、2017年4月では68人と全体の40%を超えていたのに対し、2020年4月では39人(23.5%)となっています。コロナによる減収等で、相談には来たものの、生活保護は利用しない(できない)で、住居確保給付金や緊急小口資金の貸付でしのごうとという単身者でない世帯が増えています。

 その他の特徴としては、2017年4月はひとり親世帯への支援が22件(13.3%)だったのに対し、2020年4月は34件(20.5%)と増加していること、外国籍の方への支援が2017年4月が4件(2.4%)だったのに対し、2020年4月は11件(6.6%)と増えていることなどが挙げられます。また、障害をお持ちの方への支援は2017年4月が22件(13.3%)だったものが、2020年4月は13件(7.8%)と減っています。

 まとめると、これまでフードバンクちばは、単身者で家族等がいないか、いても関係が薄く、何らかの理由で困窮して、生活保護を申請し生活を立て直すが、決定までの間の食料が無いことから利用申請するというケースが多くみられましたが、コロナの問題以降は、家族と一緒に暮らし仕事もしていたが、失業や減収により生活が苦しくなって住居確保給付金や緊急小口資金の利用を申し込むも決定までの間の食料支援が必要というケースが中心になってきているようです。
また、これまでは男性の利用者が多かったのですが、母子世帯を中心に女性の利用が増えている傾向にあります。もともと非正規就労率の高い女性にコロナの問題がより影響を与えているように思います。障害をお持ちの方は、就労等が難しく困窮しやすい傾向にあり、これまでもフードバンクの利用につながりやすい傾向にありましたが、現在は障害の有無にかかわらず、困窮する方が増えている印象です。

 このような傾向がどこまで続くかわかりませんが、コロナの問題は貧困の一般化(誰にでも起こりうる)を進めているように思います。

この活動は、赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン フードバンク活動等応援助成事業 の助成を受けて行いました。ご寄付いただいたみなさま、ありがとうございました。
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